2023年10月26日、ついにドラフト会議が行われますね。
その中でもドラフト1位候補として注目を浴びている選手が、ENEOSの度会隆輝選手。
実は度会隆輝選手は、3年前のドラフト会議に応募していたのですが、指名されなかった悔しい過去がありました。
しかし、そこから努力を重ね、今回のドラフト会議で1位指名候補にまで成長しました。
今回は、
- 2020年ドラフト指名漏れの理由
- 2023年ドラフトで1位指名する球団
について紹介します。
度会隆輝が指名漏れになった3つの理由(2020年ドラフト)
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度会隆輝が指名漏れになった3つの理由(2020年ドラフト)
2020年ドラフト会議で度会隆輝選手が指名漏れになった理由には3つあります。
- 足が速くない
- 高卒選手の指名に慎重になった
- 前年の指名選手とのポジションの兼ね合い
一つずつ見ていきましょう。
足が速くない
度会隆輝選手が指名漏れになった一つ目の理由は、足の速さです。
横浜高校時代のスカウト評価は、
「打撃はよくても、足が速くない」
参照:Yahoo!ニュース
というのが大半だったそうです。
しかし、ENEOSに進んでからは、冬の期間に走る量を増やし、一塁までの到達タイムは最速3.93まで伸びたそうです。
プロ野球選手の一塁までの到達タイムの平均が4.09と言われているので、相当努力を重ねたことがわかりますよね。
高卒選手の指名に慎重になった
度会隆輝選手が指名漏れになった2つ目の理由は、各球団が高卒選手の指名に慎重だったことです。
毎年ドラフト会議では多くの高校生がプロ野球志願届を出し、将来のチームの顔になる選手を育てるため、各球団は会議を重ね、選手を指名します。
しかし、指名された選手の中で、活躍できるのは一握り。
大学や社会人からの指名選手であれば、仮に戦力外になっても、セカンドキャリアを考えることはできますが、高卒選手の場合はそうもいきません。
高校まで野球付けの毎日で、それ以外のことは何もしていないので、戦力外になった途端、社会に出ても就職先に困ることが多いのです。
実際、2023年のドラフト会議では、甲子園で活躍した高校球児たちはプロ野球ではなく、大学や社会人に進む傾向にあります。
高校球児もプロ野球の球団もある意味、高卒指名というのは博打ということです。
そのため、球団も指名することに対して慎重になり、度会選手を指名しなかったのではと言われています。
前年の指名選手とのポジションの兼ね合い
度会隆輝選手が指名漏れになった3つ目の理由は、前年の指名選手とのポジションの兼ね合いです。
2020年のドラフト会議では、ヤクルトが度会隆輝選手を指名するのではないかと言われていました。
というのも度会隆輝選手の父は、元ヤクルトの度会博文さんで、スワローズアカデミーヘッドコーチを務めています。
親のコネというわけではありませんが、少なからずドラフトで注目を浴びる選手だったので、指名される可能性はありました。
しかし、ヤクルトは前年に、高卒で長岡秀樹選手と武岡龍世選手を指名。
2人とも左打ちの内野手ということで度会選手とポジションが被ってしまいます。
2年連続で同じタイプの選手を指名するメリットは球団にはないですよね。
そのため、ドラフト指名漏れになってしまったのではないかと考えられます。
2023年、度会隆輝をドラフト指名する球団は?

2023年、度会隆輝をドラフト指名する球団は?
ここまで、2020年のドラフト指名漏れの理由について紹介しましたが、今年のドラフト会議では1位指名候補として、注目を浴びています。
では、どの球団が1位指名するのでしょうか。
現在(2023年10月)の各球団の動きを見てみると、
- 横浜DeNA:ドラフト1位指名候補に浮上
- 中日:ハズレ1位候補
という感じですね。
出身が横浜ということで、地元のスター選手誕生の可能性もありそうですね。
まとめ
ここまで、度会選手の2020年ドラフト会議の指名漏れの理由について紹介してきました。
2020年ドラフト会議では悔しい結果となりましたが、ENEOSで努力を重ねた結果、今回のドラフト会議では1位指名候補までに成長しました。
どの球団に指名されるのか、とても楽しみですね。