坂東龍汰の学歴!シュタイナー教育で英語がペラペラ?大学は?

俳優として活躍している坂東龍汰(ばんどう りょうた)さん

高い演技力と端正な顔立ちで人気を集め、ドラマや映画に引っ張りだこです。

そんな坂東龍汰さんは幼少期から小中高と「シュタイナー教育」を受けて育ったそう。

卒業後、大学には行っていたのでしょうか?

また、帰国子女で英語がペラペラという噂についても調べてみました!

目次

坂東龍汰の学歴は?

北海道シュタイナー学園いずみの学校中等部
北海道シュタイナー学園いずみの学校中等部

坂東龍汰さんは「シュタイナー教育」が学べる学校として知られる「いずみの学校」に通っていました。

  • 幼稚園:北海道北海道シュタイナー学園いずみの学校 こどもの園
  • 小・中学校:北海道シュタイナー学園いずみの学校 初等部・中等部
  • 高校:北海道シュタイナー高等学園いずみの学校

同校は1999年に北海道伊達市に設立され、幼小中高の15年間、一貫教育を行う学校です。

初等部と中等部は学校法人、こども園と高等学園はNPO法人として運営されています。

坂東龍汰が学んでいたシュタイナー教育って何?

シュタイナー教育とは、オーストリアの哲学者「ルドルフ・シュタイナー」が提唱した「芸術教育」という名の学問メソッドです。

「Wikipedia」によると、『子供が「自由な自己決定」を行うことができる「人間」となるための「出産補助」であるという意味』で、「一つの芸術」として捉えられているとのこと。

人間の成長を7年間のまとまりに分割して考えているところもこの教育の特徴です。

  • 第1期(0歳〜7歳):意志、からだ「世界は善である」
  • 第2期(7歳〜14歳):感情、こころ「世界は美しい」
  • 第3期(14歳〜21歳):思考、あたま「世界は真実である」

第1期では、体の基礎を構築することを重視しながら規則正しい生活リズムを覚えていきます。

第2期は心の発達を促し、芸術に触れることを重要視。豊かな感情を育む教育に力を入れるそうです。

そして第3期では抽象的かつ論理的思考を育むことを目的とした教育を行います。

「いずみの学校」では、一人ひとりの人間が生まれる前から持っている可能性を開花させることをアシストする教育を行っているようです。

北海道シュタイナー学園いずみの学校 こどもの園
北海道シュタイナー学園いずみの学校 こどもの園

一般的な学校と違う点をいくつか挙げてみました!

  • 教科書が存在しないので自分で作る
  • 一つの科目を3〜4週間続けて学び、それ以降は学ばない
  • テストなどで点数をつけない
  • 通知表がない

カリキュラムや授業内容が、一般の学校とはかなりかけ離れていますね。

他人と競わせたり争わせたりすることなく、自分の個性を大切にしていくことを最優先に考える教育を一貫して行っているようです。

坂東龍汰の学歴:幼稚園時代は?

坂東龍汰さんのインスタグラム
坂東龍汰さんのインスタグラムより

坂東龍汰さんは3歳の時に家族で北海道に移り住み、「北海道北海道シュタイナー学園いずみの学校 こどもの園」に入園します。

実は「いずみの学園」は、坂東龍汰さんの父親が「シュタイナー教育」に感銘を受けて、設立したとか。

この当時、北海道には「シュタイナー教育」を学べる学校がなかったので、仲間を募り、後者から作ったといいます。

すごい行動力ですね。ちなみに坂東さんは父親のことを「破天荒な人」と語っていましたよ。

坂東龍汰の学歴:小学校時代は?

坂東龍汰さんのインスタグラム
坂東龍汰さんのインスタグラムより

幼少期からテレビやゲームなどの電子機器は一切禁止だったという坂東龍汰さん。

外で遊ぶことが多く、北海道の大自然の中を走り回っていたそうです。

2021年のファッション誌「vivi」のインタビューでは、「クラスメイトがたった9人しかいなかった」と告白。

「狭いコミュニティの中で生きていたからか、人との距離感がバグってしまいました(笑)」と少人数制ならではの弊害を明かしていました。

しかし、この時の経験が活きているせいか、大人になった今もまったく人見知りをしないのだとか。

「新しく出会う人たちに興味津々で、1回会ったらもう友達。イタリアでフリーハグをしたこともある“全人類愛してる系”の人間なんです。」と自分の人となりについて語っていました。

坂東龍汰の学歴:中学校時代は?

坂東龍汰さんのインスタグラム
坂東龍汰さんのインスタグラムより

坂東龍汰さんは2010年4月に「いずみの学校中等部」に入学し、2013年3月に卒業しています。

中学生に上がると、テレビやゲームは変わらず禁止でしたが、1週間に一本だけ映画だけ見ることが許されたそう。

当時は毎週土曜日に父親がDVDを借りてきて、映画鑑賞をすることが習慣だったといいます。

2021年1月7日の「an・an NEWS」のインタビューでは、観ていた映画のタイトルを明かしています。

「電子機器類が全部ダメなんです。中学生になってからは、特別に週に1本映画を観ることが許されて。土曜日に父が借りてきたDVDを観ていました。父が選ぶのは、最初の1本こそ『七人の侍』でしたけど、『ダイ・ハード』とか『ロボコップ』とかゴリゴリのハリウッド系。最近は、松田龍平さんの『舟を編む』を観て、映画の中で生きてらっしゃる姿がとても素敵だなって。オダギリジョーさんのお芝居にも気持ちが持っていかれます」

「an・an NEWS」より引用

この頃から演劇に興味を持ち、実践していたという坂東龍汰さん。週一の映画鑑賞が、俳優としての才能を開花させるきっかけになったのかもしれません。

また、姉が愛読していた漫画を借りて読んでいたというエピソードもあり、中学生の頃は少女漫画にかなりハマっていたそうです。

坂東龍汰の学歴:高校時代は?

『ハニーレモンソーダ』(21)より
映画「ハニーレモンソーダ」より

坂東龍汰さんは2013年4月に「北海道シュタイナー学園いずみの学校高等部」に入学し、2016年3月に無事卒業しています。

高校からは自宅ではなく寮で暮らしていたそう。

また、ニュージーランドに交換留学生として滞在したことがあるといい、かなり充実した3年間を過ごしたようです。

そんな坂東龍汰さんが高校で一番頑張っていたことが社交ダンスです。

体育で教わったことをきっかけにハマり、社交ダンス部を設立。そこの部員第一号として練習を重ねた結果、北海道大会で3位入賞を果たしています。

ちなみに社交ダンスを始めたきっかけは「女子に近づけるから」という不純なものだったそうですよ。高校生男子らしい発想ですね笑

社交ダンスと同様に絵画の制作にも意欲的に取り組んでいたとか。

自身の公式Xでは、高校時代に描いた絵を公開していたこともあります。

芸能界に入っていなかったら、絵描きやデザイナーの道に進んでいたかもしれませんね。

坂東龍汰の学歴:大学時代は?

坂東龍汰さんは大学には進学していません。

高校の卒業公演で演じることの楽しさを実感し、「もっとお芝居をしたい!」と俳優の道に進むことを決めたそう。

しかし、最初からうまくいっていたわけではなく、長い下積み生活を送っていたことを前述の「vivi」のインタビューで明かしています。

昔、破天荒な父から「東京に行っても役者になんかなれない。でかい壁にぶち当たって粉々になって、お前も畑を耕すんだ!」と言われたことがあって。この言葉はかなり大きかった。「絶対俳優になってやるわー!」と、高校卒業後に1年間旅館で住み込みのバイトをしてお金を貯め上京。去年までは、築60年の六畳一間の部屋に住んでいました。なんだか絵に描いたような下積み人生ですよね(笑)。僕、けっこう野心家なんですよ。

「vivi」より引用


坂東龍汰さんは父親の猛反対に遭いながらも上京するための資金を貯めるため、兵庫県に引っ越し。

そこで有馬温泉の旅館の仲居として住み込みのアルバイトをしていたといいます。

その後、100万円を貯めて上京。父親をなんとか説得し、芸能界入りしています。

坂東龍汰
「フジテレビュー!!」より

また、俳優を志す上で趣味の絵や写真も仕事にできないかと考えていた坂東龍汰さん。

自分と同様に「シュタイナー教育」を受けて育った俳優の村上虹郎(むらかみ にじろう)さんに相談します。

そこで現在の所属事務所を勧められ、履歴書と一緒に自分の作品を提出したところ、所属することが決定。

2017年に俳優としてデビューし、その翌年にはドラマ『花へんろ 特別編「春子の人形」〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜』で初の主演を務めました。

坂東龍汰は英語がペラペラって本当?

ドラマ「ユニコーンに乗って」
ドラマ「ユニコーンに乗って」より

坂東龍汰さんは生まれてから3歳までアメリカのニューヨークで暮らしていました。

実は帰国子女ということで英語が堪能なのかなと思いきや、それほどでもないそう。

2020年10月19日の「フジテレビュー!!」のインタビューでは、「英語はネイティブなんですか?」と質問され、日常会話程度なら話せるものの、ネイティブな発音は苦手だと答えていました。

違います。ただニュージーランドに留学をしていたので、街で外国の方に道を聞かれたら答えられるとか、海外の友人も多いので、そこでの会話ぐらいはできるんですけど、英語でお芝居ができるか、と言われたら、それは無理です(笑)。

なので今回の英語のセリフは緊張しました。もちろん意味がわかって話しているんですけど、なんだか自分の言葉じゃないような気がして。まあ文雄の英語力は、知識はあるけどネイティブの発音ではない、ということで、逆にあまり上手く話さないでほしい、とも言われていたので、敢えてジャパニーズイングリッシュでやりましたけど(笑)。

でも、海外の作品にも興味があるので、英語は仕事でも使えるくらい話せるように頑張ろうとしています。

「フジテレビュー!!」より引用


留学していた経験から、少しなら喋れると話す坂東龍汰さんですが、「実は謙遜しているだけでは?」という声も。

過去に出演していた学園ドラマでは流暢な英語を披露し、絶賛されていたので、かなりペラペラな部類なのではないでしょうか。

まとめ

今回は坂東龍汰さんの学歴や「シュタイナー教育」を受けていたことなどをご紹介しました。

坂東さんや村上虹郎さん以外に、俳優の斎藤工(さいとう たくみ)さんもこの教育を受けており、現在は俳優にとどまらず監督やアーティストなど世界的に活躍しています。

坂東龍汰さんもこれから日本を背負う俳優としての成長を遂げるのではないでしょうか。その活躍を見守っていきましょう!

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