お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(まつもとひとし)さん。
2023年12月26日に「週刊文春」および「文春オンライン」によって、性加害疑惑が報じられています。
この記事では文春の報道内容を紹介するとともに、性加害に加わっていたとされるメンバーの一人、「放送作家X」の正体を探っています。
松本人志の放送作家Xって誰?文春砲の内容は?
週刊文春によると、2015年に松本人志さんが六本木にある超高級ホテル「グランドハイアット東京」のスイートルームを貸切って飲み会を開催。
その際、後輩芸人たちに女性を召集させ、「ゲーム」と称したセクハラ行為などを無理やり行っていたと報じています。
このことが明るみになったきっかけは、この会に参加していたA子さんによるリークでした。
A子さんは2023年12月に弁護士の立ち会いのもとで被害を告発。
そのほかの参加していた女性数名もこの内容が事実であると認め、「芸能界に絶望した」「PTSD(心的外傷ストレス症候群)に悩まされている」などと話しているといいます。
女性たちがされたといわれている詳しい被害内容は以下の通りです。
・「ゲーム」と称し、いきなりキスを迫る
・「俺の子ども産めや!」といい、性行為を強要しようとする
・外部と連絡が取れないように携帯電話を事前に没収する
・後輩芸人たちがベッドルームで女性と松本さんが2人きりになるよう仕向ける
この飲み会には松本人志さんのほか、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さん、そして「放送作家X」と呼ばれる人物が参加し、性加害に加担していたと報じられています。
松本人志さんと小沢さんは身元が割れている人物ですが、「放送作家X」とは一体何者なのでしょうか。
探ってみると以下の経歴や特徴を持つ人物であることがわかりました。
①NSC出身の元お笑い芸人
②元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんたちと親しくしている
③過去に関西のローカルバラエティ番組「松本家の休日」に出演していた
④バラエティ番組「人志松本の酒のツマミになる話」の放送作家を担当している
これらの特徴を踏まえて次の見出しで詳しく見ていきましょう!
松本人志の放送作家Xは「さだ」こと吉田定夫?
前述した「放送作家X」の特徴が当てはまる人物として、吉田定夫(よしださだお)さんの名前が上がっています。
吉田定夫さんは「さだ」という愛称で親しまれており、大阪NSCに12期生として在籍していました。
これは「放送作家X」の特徴「①NSC出身の元お笑い芸人」に当てはまりますね。
今は放送作家ですが、元々はお笑い芸人で「ヘコキブンブン」という芸名で活動していたようです。
しかし、芸人として大成できなかったことから放送作家に転向。
その後、「ダウンタウン」がレギュラー出演する「リンカーン」や「爆笑 大日本アカン警察」などの人気バラエティ番組を担当し、放送作家としての実績を積み重ねています。
これまで「ダウンタウン」の番組に多く携わっていることから、松本人志さんとの関係性は深く、「松本家の休日」の構成も担当。さらに演者としても番組に関わっていました。
これは放送作家Xの特徴「③過去に関西のローカルバラエティ番組「松本家の休日」に出演していた」に一致します。
そして特徴④の通り、吉田定夫さんは過去に「人志松本の酒のツマミになる話」の放送作家も担当していました。
これだけ当てはまるのであれば、「放送作家X」は吉田定夫さんである可能性が高いでしょう。
松本人志の放送作家Xは「さだ」で決定?デマだと信じたい理由
「放送作家X」の特徴に当てはまる人物は、吉田定夫さんで間違いなさそうですが、本当に性加害を行ったのかいくつか疑問が残ります。
一つは物的証拠が何もないこと。被害者の女性のリークだけで、音声や写真などの証拠物が提出されていません。
そして、松本人志さんのような影響力のある人が後輩芸人を使ってそこまでのリスクを冒すのかということ。
さらに問題の飲み会は約8年前の出来事だったといわれているので、今になってリークされたことに不信感を覚えます。
また、8年前となると、松本人志さんの嫁(伊原凛さん)と結婚してまだそこまで年月も経過していない時ではないかと思っています。
ネットには「いまさら告発する?」「昔のことすぎてあまり信憑性がない」といった意見が寄せられており、筆者のようにデマであることを信じている人が多いようです。
松本人志が文春砲を否定!法的措置検討か?
2023年12月27日に松本人志さんが所属する吉本興業が公式サイトで「一部週刊誌報道について」というタイトルの声明を発表しました。
一部週刊誌報道について
本日発売の一部週刊誌において、当社所属タレント ダウンタウン 松本人志(以下、本件タレント)が、8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事が掲載されております。しかしながら、当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です。
ファン及び関係者の皆様には大変ご心配をおかけする記事内容でしたが、以上のとおり本件記事は客観的事実に反するものですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
吉本興業
吉本興業は「当該事実は一切なく」と記事の内容を否定。松本人志さんへの名誉毀損にあたるとして、法的措置も辞さないという強い姿勢をとっています。
一方、週刊文春サイドは「記事は複数の詳細な証言に基づき、さらに裏付け取材も尽くしたもの」と反論。「(事実であることに)十分に自信を持っています」とコメントしています。
私はデマであると信じたいのですが…。文春側もかなり強気な姿勢をとっていますね。
まとめ
今回、松本人志さんを直撃した文春砲の内容や、この事件に登場する「放送作家X」についてまとめてみました。
現在は吉本興業と週刊文春が各々意見を曲げない姿勢を見せているので、最悪の場合、裁判に突入してしまうのではないかといわれています。
今後、両者がどのような対応をとるのか、引き続き注目していきたいですね。
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